どうも自家焙煎珈琲パイデイアです。「焙きながらするほどでもない話」22回です。
もうすでにご覧いただけましたでしょうか。
このたび、自家焙煎珈琲パイデイアのロゴが完成いたしました。
でおねさん(https://knoow.jp/@/yk2_210)という方に作成をしていただきました。
とても素敵なロゴに作り上げていただきました。この場を借りて、今一度お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
私がでおねさんにお願いしたいと思った一番最初のきっかけは、Nagakumo(https://nagakumo.jimdosite.com/)というバンドでした。
最近の音楽をほとんど言っていいほど聞かない私は、たまにAmazon musicで無作為にジャケットだけで選んだ知らないアーティストのアルバムを一枚聴き通す、という運にすがるような音楽の聴き方をすることがあります。
そんな中で、見つけたのがNagakumoさんでした。
そのうちNoteに書きます。
で、そのジャケットというのが、ただ、アルバムの収録曲のタイトルが並んでいるだけなんですが、そのフォントが面白かったんです。
最初は何が書いてあるのかわからなかったのですが、よくよく読んでみると、あ、これタイトルになってんの?って。
読めそうで読めない、でも、やっぱりなんか読める。
楽しくなります。ワクワクします。一つ読めるごとに、おおっーとほくそ笑みます。
その頃、なんとなく焙煎をはじめて、屋号を持つことをちょっと考えていた時期でした。調べてみると、でおねさんという方が担当されていたようで、ロゴはこの人がいいかな、なんてうっすらと思っていました。
しばらくして、本格的にロゴを作ろうと、でおねさんを調べて愕然。
「現在、ご依頼は受け付けておりません」
隣には黄色の三角に黒いビックリマークという踏切の色味で強調されていました。
デザインなんて誰がやっても同じ、ということをチラッと言われたこともありました。
いや、そんなことないんですよ。
看板としていつまでも残る、という理由もあります。
でも、それ以上に「誰がやっても同じ」という発想の人は、その人にとって「同じ」ものしか見つけていない人、他のものとは「同じ」ではないデザインを見つけていない人なんだと思います。
その人にとっては「同じ」ではないデザインがどこかにあるはずです。それを探すのを途中でやめてしまった人なのかもしれません。
インスタなんかでロゴのデザインをされている方を探してみましたが、やっぱり私にはでおねさんのデザインは「同じ」ではないものだったのです。
さて、どうしようか、なんて考えながら、爆笑問題カーボーイを聞いていたら、ウーチャカこと田中さんが「Nagakumoで『6月は愛について』」と曲紹介、その後、Nagakumoが流れてきたのです。
Nagakumoをきっかけに知ったでおねさんのことを考えていたら、Nagakumoの曲がかかるって「鹿島さん、これって」「スピってます」(番組違いだ)
ダメならダメでいいからメールだけ送ってみようと、もう文章を推したり敲いたり、人の馬の前だろうとお構いなし。
こんなにドキドキしながら文章を書くことが今後あるだろうか、というくらいの勢いで書いては消して書いては消して、と書き連ねました。
「ショックでした」の後に「責める意図はありません」ってフォローなんかしちゃって。誰もすまない気持ちにならないだろうよ。
「唾棄され、お返事いただけなくても致し方ない」って初めましての人にどんな人物像を抱いてんのさ、そっちの方が大変失礼で非常識でしょうよ。
なんて今見返しても頑張ったと思う文面です。
こんないきなりのメールにでおねさんは丁寧にお返事をくださり、しかも、引き受けてくださると仰ってくださいました。
その返事には「バナナマンのラジオに投稿して、二人が質問に答えてくれた時くらいの感激」って返してました。そんなのお前の匙加減だよ。
大体、爆笑問題の田中さんにサインもらった時もあったじゃん。カーボーイがきっかけなんだから、そっちの方がなんか繋がるじゃん。
それから、実はお近くにお住まいということもわかり、実際にお会いして、パイデイアの珈琲を召し上がって頂きながら、お話をさせていただきました。
そして、納品していただいたのが、このロゴです。
屋号として「パイデイア」はある程度読める機能性を優先させましたが、「自家焙煎珈琲」はでおねさんの個性を存分に発揮していただき、「読めそうで読めない、でも読める」デザインにしていただきました。
この「自家焙煎珈琲」というデザイン、すっごく好きです。
重ね重ねではございますが、本当に素晴らしいロゴをありがとうございました。これを背負って、さらに精進して豆を焙いて参りたいと思います。
いよいよ、こんな素晴らしい看板を掲げちゃうと、やらなきゃな、という改まった想いで気が引き締まります。
そんな自家焙煎珈琲パイデイアをより一層ご贔屓くださいますよう、お願い申し上げます。
自家焙煎珈琲パイデイアでは毎週火曜日にNoteも更新しております。
パイデイアの珈琲と一緒に楽しんで頂きたいコンテンツを、誰のためじゃありません、私のために書き留めております。 今週は「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」について書きました。
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