どうも、自家焙煎珈琲パイデイアです。「飲みながらするほどでもない話」第41回でございます。
14日のNango baseさんでの朝市、17日の鎌倉花火大会、と今週は出稼いだ1週間でした。SNSで気にかけてくださった方、顔見せてくれた方、珈琲買ってくださった方、なんの気にも留めていらっしゃらなかった方、この暑い中をなんとか生き延びた方、全員に本当に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
ちなみに、急遽決まったので、あまり告知できておりませんが、今日(19日金曜日)は茅ヶ崎の浜竹二丁目交差点の近くで、出店しております。
これを読んでまだ間に合いそうな方、ぜひ、いらしてください。
さて、いろんなところに顔を出させていただけるようになって、パイデイアの広がりを実感する一方、なかなかその突破口が見つからない不安を体感するような日々が過ぎていきます。
早くたくさん売れるようになったらいいな、と日々考えています。
そりゃそうに決まっています。
しかし、そんなことを考えたからと言って、珈琲が売れるわけもなく、毎日なんだかねぇ、なんて思っています。
珈琲市場なんて明らかに供給過多で、しかも、飲んでも飲まなくてもいいものを商おうって言うんですから、そりゃ時間もかかるよな、という一種の諦念。
しかも、こんだけ「スペシャリティーコーヒー」とか「ゲイシャ」「パナマ」とかが一世を風靡しているなか、あえてそういう、言ってしまえば、「珈琲の肩書き」を語らないでやっていこうって言うんです。
前から追い風に突っ込んで、自分で向かい風にするようなことをやっているわけです。黙って浅く焙いていればいいものを。
しかし、焙煎の師匠に圧倒的な浅煎りを焙れてしまっている私は、もう恐れ多くて、浅く焙いただけの豆を浅煎りなんて言って人には出せないわけです。
美味しくない浅煎りを飲むたびに、この人は師匠の浅煎りを知らないでこれを出してるんだから、むしろ幸せ者だ、なんて皮肉を心に思います。
そんな風に珈琲に対して、斜に構えてるから、売れるものも売れないんじゃないか。
もう少し売れてくれれば、とか、これくらいの売り上げが欲しい、とかそろそろ考え始める頃になってきました。
始めたばかりの「お祝儀」の売り上げも落ち着いてここからが正念場、というか、本当の始まりだな、とか。
始めたこと、そのものに浮かれていた時期は過ぎたのです。そうなると、残るものは不安だけです。
なんというか、これは全部愚痴だな。人様に読んでもらうものじゃないぜ、おい。
これ以上書いても、同じことの言い換えにしかなりません。つまり、「売れないことが不安だ」をあの手この手で言い換えただけの言葉遊びが並ぶだけになりそうですから、筆を置きましょう。
〈information〉
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